私は、RIMOWA(リモワ)のスーツケースを愛用しています。
持っているのは、86Lの「サルサ」と、33Lの「サルサエアー」というモデル。
サルサエアーは、10年前に購入。主に国内旅行や出張でガンガン使ってましたが、10年も経つと、ハンドルを引き上げた時にホールドできず、すぐに落ちてくるようになりました。あとホイールもなんかギシギシ言うようになってきました。
買い替えようかなーとも思いましたが、企業ロゴや製品のデザインがリニューアルしてからがっつり価格が上がっていて現行モデルはかなり高い…のと、スーツケース本体は丈夫で今も全然キレイなので、修理ができるならその方が良いなーと思い、窓口を調べてみました。
リモワスーツケース修理の窓口
ドイツのメーカーであるRIMOWAの製品は、日本では上陸当初から「林五」という会社が輸入総代理店を務めており、RIMOWA製品の販売や修理業務などは林五が行っていましたが、2018年にパートナーシップを解消し、現在はRIMOWA JAPAN社が直接取り扱っています。
以前は、ギャランティカードがついている正規品のみ修理可能で、並行輸入品は修理不可とされていたと思いますが、現在はそういう制限もなくなっているようです。私が持っているモデルは、正規品ですが保証期間は切れてます(5年保証が付いていました)。でもまぁ直営店に持っていけば有償修理はできるかな?と思い公式サイトで確認。
RIMOWA修理サービス
https://www.rimowa.com/jp/ja/修理サービス/repair-services.html
一部のRIMOWA店舗には、修理の専門部署である「RIMOWAクライアントサービス」が併設されており、そこへ持ち込めば修理してもらえます。クライアントサービスがある店舗は銀座、表参道、心斎橋 のみ。その他の店舗でも受け付けてもらえますが、クライアントサービスへ送って修理するため時間がかかります。電話で問い合わせたら、1ヶ月くらいかかる(かも)とのことでした。
リモワ店舗へスーツケースを持ち込んでみた
というわけで、心斎橋のRIMOWAへスーツケースを持ち込むことにしました。
予約などは必要なく、直接持ち込んでOK。心斎橋のクライアントサービスはRIMOWA店舗の2階にあります。オシャレな雰囲気。
問題のハンドルは、ストッパー部分が削れているためにホールドできなくなっていたようです。部品交換の対応をしていただきました。ホイールも、引っかかるようになっていたので油を差してメンテナンスしますとのこと。部品の在庫があったので、即日(2時間くらい)で受け取れました。
かかった費用は、ハンドルのパーツ交換で12900円。結構いいお値段します…けど新品のスーツケースを買うと今は10万以上とかするからね。
一方、ホイールのメンテナンスは無料。
ホイールを交換する場合は1個3800円程度かかるようですが、メンテナンスは無料で出来るのでいつでもお持ちくださいとのこと。素晴らしい。
やっぱりRIMOWAの基本的な考え方として「修理をしつつ使用や劣化によって出てくる味を楽しみながら長く使うカバン」というのがあるんですよね。今回は買い替えより修理を選んで正解だったのかなと思います。そんなクラフトマンシップ的哲学にふれて、なんかニコニコできた日でした。
とはいえ、新デザインのスーツケースも可愛いな…ほしい…
https://www.rimowa.com/jp/ja/luggage/colour/white/cabin/83253661.html