2022年に劇場で上映された映画のうち、観て面白かった作品を7本ご紹介します。
目次
NOPE/ノープ
今年観た映画でいちばん面白かったです。これはIMAXで観たかったな!!!
一応SFだけど、観たことのない映画。映画史と人種問題について描いた話で、暗喩がいろいろ出てきます。観た後に考察が必要なタイプの作品ですが、そういう解釈を抜きにしてもだいぶ面白いです。
また、「ウォーキング・デッド」のスティーヴン・ユァンが出ています。
心の中で「グレン!!!」と叫びました。
マトリックス・レザレクションズ
マトリックス レザレクションズ(字幕版)|Amazon プライムビデオ
まさかの「マトリックス」の新作。やはり1作目が自分にとってオールタイムベストなので、その新作を観ない選択肢はないよな〜と思って観に行きました。
スミス(プログラム)に加えて、BOT(オートで動くモブキャラ)とかが出てくるあたり、アップデートされてる感がありました。モーフィアス役は違う役者さんになっていて、なんか凄いオシャレになってました。w
オリジナルキャストを集めてくれたのは嬉しいんですが、同窓会的な感じは否めず、映画単体として面白いかというとどうかな〜という印象。やっぱり1作目がいちばん面白いんですが、シリーズ作が好きな人は間違いなく楽しいと思います。
トップガン マーヴェリック
IMAXで観ました。やっぱりいろいろ最高でした。One Republicの曲をバックにビーチラグビーをする場面とか、一生見ていられます。
LAMB/ラム
A24配給のヤバい映画。
アイスランドで羊飼いを営む夫婦。ある時、羊から「羊ではない何か」が生まれる。夫婦は以前に亡くした娘と同じアダという名をつけてその「何か」を育てることにします。
ものすごいホラーなのかと思ったけど、どちらかというとファンタジーな話でした。アダちゃんがとにかく可愛い。アダちゃんのフィギュアかぬいぐるみがあったら欲しい。やはり聖書をベースにした話で、いろんな解釈ができる映画でした。
MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない
唯一の邦画。タイムループものが大好きすぎるので観に行きました。
「オール・ユー・ニード・イズ・キル」「恋はデジャヴ」といった作品の名前が劇中のセリフに出てきたりして、ループもの好きはニヤニヤできます。「カメラを止めるな!」などと同様、アイデアが光る作品です。
RRR/アール・アール・アール
「バーフバリ」の「創造神」S・S・ラージャマウリ監督による新作です。
これを観るために、観ようと思いつつまだ観てなかったバーフバリ2部作も観ました。
とにかく濃い3時間です。重力などを完全に無視した斬新すぎるアクションの連続。弓矢で手榴弾を飛ばして爆発させたり、バイクをぶん投げたりなど、いろいろおかしいです。ハイライトは「肩車で二丁拳銃(ライフル)」のシーンです。
スケヲタな私は、サスペンダーダンス(ナートゥ)の場面では心の中で「アブザル先輩!!!」と叫びました。
ホイットニー・ヒューストン I WANNA DANCE WITH SOMEBODY
2022年12月23日劇場公開。公開直後に観に行きました。
なぜかホリデーシーズンのこの時期にぴったりハマる映画。
ホイットニー・ヒューストンは悲劇的な最期を遂げた人ですが、そこまで悲壮感を感じさせない演出にはなっています。各場面の再現度が凄い。2時間半、奇跡の歌声を存分に堪能できます。