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[2021年]今年見て面白かったNetflix作品6選


今年からとうとうNetflixの利用を始めました。

先日、音楽視点でのおすすめ作品紹介をしましたが
(→音楽好きの視点で楽しむ、Netflixおすすめ作品6選
本記事ではオールジャンルで、2021年に配信開始されたものを中心に面白かった作品を紹介します。





カウボーイビバップ


11月、ついに配信開始されました!!
TVアニメの伝説的名作「カウボーイビバップ」の実写リメイク版です。
これは日本語吹替で見るべき。吹替の声優は山寺宏一氏、林原めぐみ氏ほかオリジナル版のメンバーが続投、音楽は菅野よう子氏と、可能な限りのオリジナルメンバーを集めて制作されています。

世界観が非常に忠実に再現されており、リスペクトを随所に感じます。
アニメ版が好きな人にはオススメします。

(2022.06 追記)
残念ながら、シーズン1で打ち切りとなってしまいました。
個人的には大変楽しかったですよ…




イカゲーム


9月に配信されるや否や、世界的大ヒットになったこの作品。デスゲーム&シチュエーションもの大好きな私も、これは一気見しました。バトル・ロワイヤル、CUBE、ライアーゲーム(監督が参考にしたそうです)といった作品が好きな人は楽しめると思います。




セックス・エデュケーション


Netflixの人気シリーズ。今年、シーズン3が配信開始されました。
セックス専門カウンセラーの母を持つ高校生オーティスが、親譲りのカウンセリング力を発揮し、性の悩みを解決する「クリニック」を始めます。

すごいタイトルですが、意外と真面目な内容です。LGBTQの描き方にステレオタイプさが無く、高校の生徒の親がママ2人だったりして、しかもそれを周りの人が普通に受け入れている世界。オーティスの親友エリックの名言「(ゲイである自分を表現しようがしまいが)いずれにせよ傷つく。だったら自分らしくいた方がいい」は心に染みたよね…

絶対アメリカの話だと思って見始めたけど、実はイギリスの話なのも個人的にポイント高いです。オーティスのお母さん役の人は「X-ファイル」シリーズのスカリー!!

アルバイトで犬の散歩をしている場面で、犬の名前が「フランシス」と「ベーコン」だったりなど、ちょいちょい小ネタを挟んでくる所も好きです。笑

音楽はなぜか80年代ポップスが満載で、これも楽しいです。





あなたの知らない卑語の歴史


ニコラス・ケイジがナビゲーターを務める番組。Fワードをはじめとする、英語の卑語(swear words)の歴史を紐解きます。言語学者や辞書編集者といった専門家が登場し、卑語の起源や歴史をあくまでも真面目に解説します。

ニコラスが暖炉の前でアイスティーを嗜みながらF**K!! とかSH*T!!とか連発するのがクッソ笑えます。




サークル


この映画、配信されている場所が少ないのですが、Netflixでは鑑賞可能。エマ・ワトソン主演の映画「ザ・サークル」じゃないほうです。こっちは「ザ」がついてないサークルです。

暗い部屋で目を覚ます人々。約50人の見知らぬ老若男女がサークル状に並んでいる。人々は2分ごとに謎の電撃で死んでしまう。次に死ぬ人間を投票によって選べることが判明し、各々が生き残りをかけ会話と頭脳戦を繰り広げる。

という、私の大好きなシチュエーションスリラー&デスゲームもの、かつ心理劇ものです。
ほぼ会話劇で進みます。評価が分かれる作品ですが、個人的にはかなり楽しみました。




ハイパーハードボイルドグルメリポート

(動画は、公式YouTubeチャンネルで配信されているスピンオフ)


テレビ東京の制作。不定期放送のため見逃していたこの番組、Netflixで過去放送分が配信されています。LAの危険な地域を拠点にするギャング、香港のデモ参加者、シベリアにあるカルト教団の村住民といった人々へ取材し、食事を見せてもらうという「グルメ番組」。クレイジージャーニー等の番組が好きな人は是非。というか、そのような番組が好きな人はとっくに見てそうですね。


音声版として新たに収録されたシリーズもあります。Spotifyで独占配信中。