ドラム式洗濯機を買いました!!
今回はドラム式乾燥機を買った感想や、買う時のコツ、使用方法などをお伝えします。
目次
10年以上使った洗濯機を買い換えることにした
これまで、縦型洗濯機を13年ほど使っていました。特に壊れてはいないのですが、3ヶ月に1度程度、洗濯槽の掃除をするたびになかなかの量の汚れが出るので、そろそろ限界かな〜と思ってはいました。
ちなみに洗濯機の寿命は、一般的には8年ほどだそうです。
ドラム式洗濯機を選ぶポイント
次に洗濯機を買い換えるなら、洗濯から乾燥までをやってくれるモデルがいいなーと思い、ドラム式洗濯機について調べてみました。
ドラム式洗濯機を購入検討する際のポイント
・設置場所の寸法を測っておく
ドラム式洗濯機は本体サイズが大きくなりがちで設置場所のスペースを取るため、賃貸マンションの人は要注意。また、洗濯7kg(乾燥は3.5kgが多い)までのタイプなら、マンション(1人暮らし用物件)の防水パンに置けるモデルもある。が、洗剤自動投入などの機能はついていないものが多い。
・乾燥方式による違いを知った上で選ぶ
乾燥の方式には、ヒーター式、ヒートポンプ式の大きく2種類がある。
ヒーター式は、洗濯機自体の価格は安いが、電気代がかかる。
ヒートポンプ式は、洗濯機自体の価格は高いが、電気代を抑えられる&衣類へのダメージを少なくできる。
購入を検討したモデル
一般的なマンションの防水パン(内径が60cm四方程度)に収まるものを探すとすると、買えるモデルは限られてきます。2022年2〜3月現在で、検討対象になったのはこのあたりの機種です。
まずはAqua(元・三洋電機)のモデル。マンションに置けるサイズかつヒートポンプ式という恐らく唯一の機種です。ヒーター式に比べると高いため見送りましたが、とはいえヒートポンプ式の中では最も抑えられた価格です。
AQW-DX12M以外に、AQW-D12Mというモデルもありますが、洗剤自動投入機能がついているかどうかの違いしかなく、値段もさほど変わらないので、もしこの2機種で選ぶならAQW-DX12Mを選ぶのがいいと思います。
Panasonicの「Cuble」シリーズも有力候補でした。後述する「洗濯機の達人」によると、こちらは衣類を縮みにくい方法で乾燥してくれるそうです。設置スペースにもっと余裕があれば、デザイン面含め、正直こっちも良かったなーとは思います。
最終的に選んだのはこちら。SHARP製品は以前からよく使っていてメーカーとして信頼していること、設置部分だけでなく本体部分のサイズもコンパクトに抑えられていることが理由。左開き・右開きのモデルがあるので、設置場所の状況によって選択すると良いです。私の環境ではどちらでも大丈夫だったので、左開きにしました。洗剤自動投入機能はついていませんが、そこまで不便は感じていません。
家電量販店で値切るコツ
家電量販店のリアル店舗で購入する場合、価格交渉のコツはいくつかあります。
・買う商品のモデル&価格帯を調べて大体決めておく
市場価格は、価格.comなどで大体調べておきます。
・「そのお店の店員さん」と交渉する
家電量販店には、そのお店の店員さんと、メーカーから派遣されているスタッフさんがいます。後者の方は販売価格を調整する権限を持っていないので、あくまで「お店の方」と交渉しましょう。
・価格.comのサイトなどを見せて、この値段まで下げてもらえませんか?と言う
競合他社(家電量販店)のサイトで、もっと安い価格で売られている所があれば、そこまで下げてもらえる可能性は高いです。ただ、Amazon等のネット専業サイトが最安値だった場合、そこと同じ価格までは下げてもらえないかもしれません(家電量販店と比べると販売にかけているコストが違うため)
洗濯機の達人との攻防
携帯を握りしめて家電量販店へ。店舗で商品を見ていたら「洗濯機の達人」と書かれたタスキを掛けた店員さんが向こうからやってきたので、その人に狙いを定めました。笑
マンションに置けるドラム式洗濯機を探していて、この機種かこの機種で考えてるんですよ〜的な話をし、下調べしてるしマジで買う気で来てるよっていうアピールをする。笑
するとさすが達人、各機種の特長などを教えてくれ、勉強になりました。その話を聞いた上でやはり一番候補のモデルにしようと思い、いざ価格交渉。競合他社の家電量販店サイトでの販売価格が最安値だったため、この価格と合わせてもらえますか?と持ちかけてみます。値下げは可能、ただこのお店では購入価格の10%のポイントが付くため、それを上乗せした価格になるとのこと。電卓を叩く達人。最安値よりは負けてるんですが…ここまでなら下げられます!と最安値+3000円(+10%ポイント)くらいの価格を提示してくれました。
個人的には、安く買えることよりも長期保証を付けたい&しっかりした業者さんに設置してもらうことを重視しており、最安値にはこだわっていませんでした。なのでここで交渉成立。結果的には店頭価格よりも1万円以上下げてもらえました。
ドラム式洗濯機がやってきた
ついに、ドラム式洗濯機が我が家にやってきました。
設置業者のお兄さんによると、我が家の防水パンには構造的に、専用の台を置いて嵩上げしないと設置が難しい&嵩上げすると洗濯機本体の位置が水道の蛇口のギリギリの高さになるため、蛇口に取り付けるパーツを直下型からL字型のものに変える必要があるとのことで、嵩上げ台と蛇口パーツを追加購入(合計約8000円)して、設置完了しました。結構ギリギリでした。設置できて良かった……
ちなみにAmazonレビューによるとこの機種、使い始めはパッキンのゴム臭?がキツいらしいです。確かにゴムっぽい臭いがあります。取扱説明書にもその記述があり、使い始めは「乾燥」機能を1〜2度使ってほしいとのこと。説明書の通りに乾燥機能を1回まわしてから使い始め、1ヶ月くらい経ちましたが、まだ独特の匂いはあり、これは当分消えなさそうです。でも個人的にはすごく気になるほどではないです。
時短効果&メンテナンス方法
乾燥機能付きドラム式洗濯機の最大のメリットは「洗濯物を干す」作業から解放されることです。例えば電気代の安くなる夜間、寝る前に洗濯〜乾燥のコースをセットして、翌朝起きたらふわふわになった洗濯物を「収穫」する、という運用が可能。
ただ注意したいのは、乾燥にかけられないタイプの衣類が結構あることです。タオルや部屋着、靴下などは、洗濯〜乾燥まで通しで運転しても大丈夫ですが、外に着ていく服、傷んでほしくない下着などは普通に干したほうが良いです。
ということで、オススメの運転方法は
・手作業で干す衣類を洗濯ネットにまとめて入れ、それ以外はそのままドラムに入れて洗濯(約40分)
・洗濯が終わったら洗濯ネットを取り出して干す→他のものを引き続き乾燥にかける(2〜3時間+送風2時間くらい)→寝る
の手順です!!こうすると非常に楽です!
洗濯〜乾燥を行った後の、洗濯機本体のお手入れとして必要なのは以下です。
・乾燥フィルターのほこりを取る(毎回)
ウエットティッシュでホコリを取ります。毎回結構ホコリがたまる箇所です。30秒くらいで終わります。
・洗剤・柔軟剤入れの掃除(毎回)
引き出しごと外れるので、外して洗い、乾かします。洗う所までで1分程度。
・ドラムの扉のパッキン内側の掃除(毎回)
何気にホコリが溜まる箇所なので、毎回取ったほうが良いです。ウエットティッシュで取ってます。慣れれば1分程度。
・排水フィルターの掃除(2週間〜1ヶ月に1回)
本体下部にあるフィルターです。ここにゴミがたまりすぎると排水がうまくできなくなってしまうので、適時掃除をします。2分程度。
メンテナンスをする箇所はまあまあありますが、これまで洗濯したものを全て干していた時間を考えれば、かなり楽にはなります。
ドラム式はいいぞ&オススメ洗剤・柔軟剤
私がこれまでに購入してQOL爆上がりした家電トップは「Braava」(ルンバを出しているiRobotの商品。拭き掃除専門モデル)ですが、今回の洗濯機はこれに次ぐパフォーマンスを出しています。
「洗濯物を干さなくて良い」「天気を気にしなくて良い」ことの恩恵は、実際大きいです。
もともと洗濯物はすべて部屋干ししており(部屋に浴室乾燥機があるのと、花粉などが気になるため)天候は気にせずに済んでましたが、それでも洗濯物をハンガーにかけるなどの手間がなくなったのは大きいです。またタオル類は乾燥機能で乾かせば、何でかわからないけど普通に乾かすよりもふんわり☆した仕上がりになります。
今使っている洗剤&柔軟剤はこちら
洗濯用洗剤はドラム式専用タイプもありますが、今の所こちらでも問題なく使えています。「ワンハンド」タイプは容器のプッシュ回数で洗剤量を調節できます。量を測らなくて良いのは画期的です。
柔軟剤は「ベビーファーファ」を愛用しています。無香料なのが最高です。
洗濯用洗剤は、最近までこちらも使っていました。パッケージで謳っている通り、生乾きのニオイがないので、部屋干し派の方にはかなりオススメです。
ネット上で見る「ドラム式洗濯機でQOL上がる」説はわりと本当だし、実際オススメです。という話でした。