今回はちょっとあやしい世界のお話です。
私は定期的に「要らないものを捨てる・手放す」ことをしていますが、
そうするに至った経緯と、断捨離(と気学)の不思議な効果について記そうと思います。
目次
東京で消耗しまくってた時代
一時期、仕事のため東京に住んでいましたが、ハードワークで疲弊していました。入りたかった会社で、好きな商品の開発に関わることができ、仕事は楽しかったのですが、反対に心身は消耗していきました。入社した年の年末頃にうつ病を発症し、しばらくは這うようにして仕事に行っていましたが、ある日限界が来て休職することになりました。そんな時に、ある本に出会います。
スペースクリアリングの概念を知る
私が「ガラクタを捨てる」ことに目覚めたきっかけはこの本です。
この頃「断捨離」の本はまだ出ていませんでした。当時、モノを手放すことで人生が良くなる的なことを謳っていたのは、この本くらいだったんじゃないかな?たまたまAmazonでこの本を見つけ「読んでいる途中でいてもたってもいられなくなり片付けを始めました!」などのレビューを見て即注文。
届いた本を読み、モノを捨てました。忘れたい思い出を想起させる洋服、特に必要ないけど現実から逃げたくて買った物、MDコンポ(!)など。200枚くらいあったアナログレコードは2年くらいかけて全て手放し、棚が1つ空になったのでその棚も手放しました。後に引っ越しましたがその後も断捨離は続け、お宅DJをしていたのでTechnicsのレコードプレーヤーを2台持ってましたが、最終的にはPCでのDJに移行し、2台とも手放しました。
方位の影響
私は、占いの類は基本それほど気にしていませんが、九星気学(方位学)だけはその効果を体感しており、日頃から意識しています。
私が東京へ引っ越した時、自分の地元関西から東京の方面(東)は、気学でいう「五黄殺」という大凶方位でした。
東の方位を五黄殺で取ると、下記のような影響が出るとされます。
・全てが悪い方向へと向かい始める
・忙しくなるが結果が伴わず、報われない
・神経にダメージを受ける
引っ越してきて約3年、本当にこの通りでした。もう本気でしんどくて、何とかこの状態から抜け出したいと思っていた時に、前述の「スペースクリアリング」の概念に出会い、モノを捨て始めました。仕事を辞めて地元の関西に帰ることにし、モノ捨てが更に加速しました。いったん実家に戻ることになったため不要になる家電なども全部手放しました。
ガラクタを捨てた効果 その1
仕事を辞めたのがその年の11月。地元に帰ったのは12月でした。
地元に帰る前に、辞めた会社の先輩から当たるよーと教えてもらった北千住の占い師さんに占ってもらいました。とにかく自分という存在が不当に扱われている気がして辛いんです!!とか言った覚えがあります。笑
占いの先生からは、次の仕事を探すならひとまず年内にアクションを起こすといいよと言われました。
実家に戻ってすぐの頃、同じ会社の東京の部署に同期で入ったけど既に辞めて関西に戻っていた友人と飲みに行きました。今自分が勤めている会社で募集してると思うから、応募してみたら?と教えてもらいました。
余談だけど、私の同期で関西から東京勤務になった人(=五黄殺で引っ越した人)は、3年以内にほぼ全員が退職または体調を崩して入院などしています…
占いの先生に言われたし年内に動いとくか〜と思い、とある派遣会社に登録。こちらから何も言ってないけどその会社を紹介してもらい、すんなり採用されました。そして、後に正規雇用されることになりました。
人生初の大規模な断捨離(当時まだ断捨離という言葉はないですが)の効果が出たのかな〜と、今となっては思います。
人生2回目の大規模な断捨離と引っ越し
数年前、私は再び仕事で疲弊し、休職することになりました。
何故かわからないけど、私だけ仕事が忙しくなるのです。再就職した会社はホワイト企業なんですけどね。
環境を変えたいと思い、引っ越すことにしました。
方位については綿密に調べ、大吉方位で引っ越せる地域・時期を選びました。
この時取った方位は、北東です。気学では年盤・月盤・日盤という3つの方位盤で方角を見ますが、どの盤でも吉となる日を選んで引っ越しました。(休職中だったので好きな日に動ける。笑)
北東は鬼門とされる方位なので、流派?によっては推奨される方位ではないかもしれませんが、元々取れる方位が少ないとされる「三碧木星」の私がこの年に取れる方位はここしかなかったのです。
引っ越しへ向けて、大規模なガラクタ捨てを開始。1DK 29㎡の部屋から、1K 24㎡の部屋へ引っ越すため、家具を減らす必要がありました。事務用デスク、レンジ台、物干し台、棚2つ、座椅子など手放しました。
その他に出した不要物は、45Lのゴミ袋で20袋分はあったと思います。
この頃には、断捨離本はもちろん、こんまり先生の本なども出ていたので、ひと通り読みました。
ガラクタを捨てた効果 ふたたび
大規模断捨離、吉方位転居のどちらの効果か判りませんが、確実に運が向いてきた感はありました。たぶん両方の相乗効果があったのかなと思います。
この引っ越しでは、北東を四緑木星の吉方位で取りましたが、その場合の象意は以下のようなものです。
・運が強くなる
・望み通りの部署や吉方に異動・転勤することが出来る
・家庭的なことで良い変化がある
このうち「望み通りの部署に異動・転勤」は実現しました。
当時、仕事は辞めようと思っていました。自分がやりたい仕事をできる場所が社内になかったからです。しかし私の復帰後に組織の方針が変わって部署が新設され、そこに入ることになり会社に残ることができました。これは結構ミラクルだったなーと思います。
またこの時、鬱っぽい症状もありましたが、今度はうつ病ではなく「副腎疲労」だったことが判り、適切な治療方針を決めることができました。その後、鬱症状のために通っていた心療内科から卒業することができました。
断捨離の効果は規模の大きさに比例する(たぶん)
その後も捨て活動は定期的にしていますが、そのたびに小さな効果が出ているとは思います。
・少しまとまった量の断捨離をすると、なぜか数日以内に特定の友人から連絡がある
・連絡が来てほしい人から数週間ぶりに連絡がある
・家具を買うために行った無印のお店で、たまたま「無印良品週間」の開催中で安く買えた
など
ただ、プチ規模の断捨離だと、得られる効果もやはりプチです。
断捨離の規模と、効果の大きさは比例するなーと実感しています。断捨離+引っ越しのコンボは、自ずと捨てる量が多くなるので、強いです。
人生が変わるレベルの体験をしたい人は、引っ越しとまではいかずとも、まずは徹底的に捨てることをオススメします。
なぜ、捨てると人生が動くのか
世の中のあらゆる物質は、エネルギーを持っています。お金もエネルギーだし、人の感情とかも究極的にはエネルギーです。家の中に不要なものが多いと、自分の使命を果たすために使うはずのエネルギーがそこにとられてしまいます。
そこで、不要なものを手放しノイズを取り払うことで、本来自分が生きるべき人生を生きられる(=ガラクタ捨てれば自分が見える!!)のだと思います。
ということで、みんな要らないものを手放すと多分いいことあるよ! というお話でした。