asato – Illustration and design

アーユルヴェーダ的白湯の作り方とイビサの塩


この数年、朝起きたら白湯を飲むことを習慣にしています。



白湯の効果

一般的な白湯の効果としては、以下のようなものがあります。

消化を良くする

白湯を飲むと、胃腸が温まり消化力が上がります。

基礎代謝を上げる

胃腸をはじめ内臓の温度が上がり、血行が良くなることで、冷え性の改善や代謝の向上が期待できます。

便秘の改善

胃腸が温まり消化が良くなり老廃物の排出が促進されると、便秘の改善につながります。

デトックス効果

血流やリンパの流れが良くなり、老廃物の排泄を助けます。
アーユルヴェーダ的にいうとアーマ(未消化物、毒素)の排出を促します。



アーユルヴェーダにおける白湯

インド発祥の伝統医療であるアーユルヴェーダでは、健康はドーシャと呼ばれる3つの生命エネルギー(ヴァータ=風、ピッタ=火、カパ=水)のバランスによって保たれると考えます。

水を火にかけて沸かすことで、水に火、風のエネルギーが入り、3つのエネルギーのバランスが整った飲み物=白湯となるというわけです。



アーユルヴェーダ的白湯の作り方

こういう手順で白湯を作ります。


1)やかんか鍋に水(水道水でOK)を入れ、火にかける
この時、風のエネルギーを取り入れるため換気扇を回します。
また、風を取り入れるためやかんの蓋は取ります。


2)10分ほど沸かした後、火を止めてコップに入れる


3)飲める温度まで冷まして飲む
自然に冷ましてください。(冷たい水を入れて温度を下げるのではなく)

1日につくる白湯の量は1リットル程度。これを1日で飲み切ります。
朝にコップ1杯(200ml)を飲み、残った白湯は保温ポットに入れて日中好きなタイミングで飲むと良いです。



我が家はオール電化なので、カセットコンロを使っています。笑
また、ホーロー製のケトルを愛用しています。ステンレス製などいろんなやかんを使った末にたどり着きました。


天然塩を入れて飲むのもおすすめ

最近は、白湯に塩をひとつまみ程度入れて飲んでいます。これによりミネラル補給ができます。


ポイントは、ミネラルが豊富な天然塩を使うことです。
新しく買うなら沖縄の「ぬちまーす」が良いと思います。私が通っていた栄養療法のクリニックの先生もオススメされていました。


今は、Sal de Ibizaという塩を使っています。去年イビサで買ってきました。


オサレなパッケージでテンション上がります。



この紙タイプのパッケージは、蓋を回すと塩の出口の形状を切り替えられるんです。



この塩を飲みきったら、ミネラル含有量を重視して別の塩にするかもしれませんが、楽しみながら実践できるのもやっぱり良いですよね。




あぁ、またイビサ行きたい。笑