小学生の頃から続く、年季の入った肩こり持ちを自認する私が「筋膜リリース」を毎日行い、筋膜をほぐし続けた結果についてお伝えします。
肩こり・背中こりの遍歴
私は小学5年生頃から肩こりがあり、よく家の壁の角に肩を押し付けてゴリゴリしていました。電車に乗った時も、ドア横の手すりで肩をマッサージしてました。笑
高校生くらいの時には、背中に鉄板入ってるみたいやなーと家族に言われてました。
就職した年からは、痛みが肩から背中に広がるようになりました。この頃東京でクラブ通いをしていましたが、フロアでも背中痛ぇーとか思いながら踊ってました。笑 多分この頃が肩こりのピーク。あまりに凝っているので、マッサージに行くと大抵「硬いですね!」とか言われて驚かれてました。
いろいろあって地元関西に戻ってからは、ストレスが若干軽減されたこともあり背中に鉄板入ってる感じだったのがベニヤ板くらいにはなりました。でもやっぱり背中は痛いまま過ごしています。
整体・カイロプラクティック、チベット体操、各種マッサージ、栄養療法、スピ系のリーディングまであらゆる改善法を試しました。それぞれ良い点はありますが自分的にこれと思う解決策はなく、諦め気味でいました。
トリガーポイント(筋膜リリース)注射を打ってみる
ある日、ピーク時の頃のような背中の凝りが襲ってきて、夜眠れないくらいに痛くなりました。仕事もできないレベル。整体などは定期的に行っていたものの、これは何か今までやったことのない治療法を試した方がいいなと思い、ペインクリニックへ行ってみました。
先生「あ〜肩ゴリゴリやね〜!筋膜剥離の注射やってみる〜?」
ってことで、以前から気になっていた「トリガーポイント注射」を受けました。
これは、筋膜が筋肉と癒着している箇所を狙って生理食塩水や麻酔薬を注射し、筋膜を剥離することで動きを良くして凝りを改善するという注射です。エコーで筋膜のあたりを見ながら肩のポイントに注射をしてもらいます。結構痛いです。
打ってみると、確かに楽!!背中が軽くなった感じがありました。
ただ、あまり持ちません。翌日にはもう痛みが戻ってきてしまいました。これは、日々筋膜を剥がし続ける必要があるんだろうなと思い、セルフで「筋膜リリース」を始めることにしました。
セルフで筋膜リリース開始
筋膜リリースのツールとして便利なのが「フォームローラー」。いろんなメーカーから出ていますが、その中でも有名どころ、その名もTRIGGERPOINTの商品を買ってみました。こちらは、小さめサイズかつソフトタイプで、初心者も使いやすいです。
エクササイズ方法とコツ、参考動画
筋膜リリースを始めるのに際し、こちらの動画を参考にしました。私はこの一連の動きを基本全部行っています。
一つ一つの動きをそれぞれ、ほぐれたな〜と思うまで時間をかけて行うのがコツです。全部の動きをじっくりやると20分くらいかかります。時間がない時でも、一つの動作につき60秒以上は行うと良いと思います。初めてリリースを行った時は、目に見えて姿勢が良くなってちょっと感動しました。
始めたてのうちは、なかなかの激痛です。痛いのはそれだけ筋膜が癒着してるってことですね。しかも筋膜は剥がしてもすぐまた癒着します。朝リリースしても、その日の夕方にはまた痛くなってくるので、最初の1ヶ月は1日2〜3回、2ヶ月めに入ってからは基本1日2回、とにかく剥がし続けました。
1ヶ月続けた結果
ほぼ毎日欠かさずリリースし、1ヶ月経過。まだ、リリースするたび毎回痛いです。
ただ、起床時に背中が鉛のように重くだるい感覚が毎朝のようにありましたが、それが多少軽くなってきました。
「鉛のように重くだるい感覚」を見事に代弁しているSPARKS GO GOの曲。
マジで毎日こんな感じで生きてたよね… ほんと、肩こりピークの時期や、その少し後に副腎疲労になっていた時期はまさにこんな感じで朝起き上がれませんでした。
デスクワークをしていて夕方になると腰まで痛いというかだるくなってきて、立ち上がる時とかによっこらしょイタタタって感じになっていたw のが、マシになってきました。
さらに1ヶ月続けた結果
効果が出ることを信じてさらに1ヶ月続け、合計2ヶ月が経過。現在は朝晩2回リリースしています。リリース時、痛いは痛いんですが、激痛ではなく痛気持ち良いくらいになってきました。
朝起きた時のどうしようもなくダルい感じ(鉛の朝症状)はかなり軽減されました。
背中がめっさバキバキだったのが、ちょっとバキバキくらいになりました。笑
日々生活していて背中がしんどくなってきても、後で筋膜リリースしてリセットできると思えば、気持ちの面でだいぶ楽。これが結構大きいかも。
長年何をしても効果がなかった肩&背中こりですが、ちょっと希望が見えました。即効性はないものの、続ければ着実に効果が出る感覚があるので、当面続けてみようと思います。