わりと趣味で、海外のニュースを見ています。
今回は、英語で情報収集する際に必要な英語を学べるサイトや、その他海外のサイトについてお伝えします。
目次
英語で情報収集することの必要性
国際ジャーナリスト組織「国境なき記者団」が毎年発表している「報道自由度ランキング」対象180ヶ国・地域のうち、日本は66位(2020年)と先進国の中では最低水準と言われています。
これをどう見るかはいったん置いておくとしても、国内のメディアだけを見ていると、得られる情報が偏りやすくはなります。そんな今個人でできることとして、ひとつは「海外メディアで情報を得る」ことです。それもできれば、アメリカのメディアであれば本国アメリカのサイトや番組を英語で。
となると、必要になってくるのが英語の習得です。
ニュース英語学習に使えるサイト3選
BBC Learning English
https://www.bbc.co.uk/learningenglish/english/
イギリスの公共放送BBCによる英語学習サイト。英語学習に使えるコンテンツが充実しています。ナチュラルスピードのイギリス英語です。
いろんな番組がありますが、中でも特に学習しやすいと感じる番組はこちら
6 Minute English
https://www.bbc.co.uk/learningenglish/english/features/6-minute-english/
6分間のトーク+スクリプトです。実際にニュースとして報道されている内容であり、面白いトピックを取り上げているので、聴く気になれます。(これ、重要ポイントです!!)音声とスクリプトが同じページにあるので、確認しながら聴けます。
「6 Minute English Vocabulary」の記事にはトピック内に出てくる単語の解説、「6 Minute English Grammar」の記事には、文法の解説が付いています。
「6 Minute English」はPodcastの番組もあるので、ながら聴きしたい時はこちらが便利です。
公式アプリもあります。音声、スクリプトの両方をアプリ内で確認できるので、電車内など外出先での学習に便利。
VOA (Voice of America)
https://learningenglish.voanews.com
こちらはアメリカの国営放送「VOA」による英語学習者向けのサイトです。ゆっくりめに発音しているので、聞き取りやすくなっています。スクリプトももちろん付いています。
番組のジャンルが豊富で「Science& Technology」「Health & Lifestyle」「Arts & Culture」などがあります。また「Beginning」「Intermediate」「Advanced」 のレベル別でも選べます。「U.S. History」「American Stories」といった番組もあり、英語と合わせてアメリカの文化について学ぶことができます。
VOAも、公式のPodcast番組があります。
攻略!ABCニュース英語
BS1で放送している番組です。この番組は神だと思います!!アメリカの報道局ABCのニュースを、英語字幕付き・日本語字幕付き・字幕なしで3回流し、その日のキーワードを解説した後、英語字幕付きで流すという構成。5分間の番組の中に「海外ニュース」「生きたニュース英語」「英単語」「字幕(スクリプト)」といった学習要素が凝縮されてます。
サイトでは過去2ヶ月の動画を見られます。字幕全体の対訳とキーワード解説も付いてます。神!!
攻略!ABCニュース英語: https://www6.nhk.or.jp/kokusaihoudou/abcns/
同じくBS1で放送している「ワールドニュース」(できればABCのニュースが入っている回)を見ておいて、ある程度世界のニュースを把握した状態で見ると、より頭に入ってきやすいと思います。
「ワールドニュース」は、BBC、ABC(アメリカ)、ZDF(ドイツ)、TVE(スペイン)、ロシアTV、TVB(香港)など、各国の放送局のニュースをまとめた番組で、平日は大体毎日放送されています。日本語通訳付きですが、副音声ではオリジナルの言語で視聴可能です。個人的にロシアTVの通訳の人がやたら演技派なのが好きです。(笑)
ワールドニュース: https://www6.nhk.or.jp/kokusaihoudou/worldnews/
続けるコツ
やはり「興味のある話題を扱うメディアを選ぶ」これに尽きます。
ニュース英語の学習本を買ったこともありますが、なんかその本に載っていたニュースには興味が持てず結局続きませんでした。(笑)
経済ニュースや米国株市場に興味があるならBloomberg、ガジェットやTech系ならTechCrunch、映画ならRotten Tomatoesなど、好きなジャンルに特化したサイトを選ぶと楽しく読めると思います。
Bloomberg: https://www.bloomberg.com
TechCrunch: https://techcrunch.com
Rotten Tomatoes: https://www.rottentomatoes.com
個人的趣味で見ている海外メディア
Mixmag
イギリス発のダンスミュージック&クラブカルチャーの専門メディアで、30年以上の歴史があります。以前はCDサンプラー付きの雑誌とか出してましたね〜書店の洋書コーナーとか、タワレコとかで見かけました。紙の雑誌は今も出ているみたいですね。日本版のサイトもあります。
Mixmag: https://mixmag.net
DJ MAG
こちらも、イギリス発のダンスミュージックを扱うメディアです。毎年やってるDJ投票「Top100 DJs」が有名ですね。
DJ MAG: https://djmag.com
The Huffington Post、BuzzFeed などのwebメディア
どちらもCNNなどと同様、トランプ大統領に「フェイクニュース」呼ばわりされたこともあるリベラル寄りなサイトです。日本版もありますが、本家アメリカ版のサイトも合わせて見ると良いです。
また、VICE.comは30ヶ国以上に支部を持つ巨大メディア(発祥地はカナダ)で、他ではあまり見られない尖った内容の記事が読めます。
The Huffington Post: https://www.huffpost.com
BuzzFeed: https://www.buzzfeed.com
VICE.com: https://www.vice.com
とりあえず今追ってるニュースは米国大統領選です。
トランプ氏を好きにはなれませんが、なんか絵に描きたくなる引力を持っていますね。